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2024/05/04(Sat) 08:01:43
地上波TVで映画『祈りの幕が降りるとき』を観ました。
なんの巡り合わせか、同じく本日『掟上今日子の乗車券』を読了したのです。
どちらにも、家族間で深い愛情?互いを想う故にの殺人が起こるのですが、愛情???ではない気がする。想いが強すぎて深すぎて、だからこそそれしかない状況に置かれてしまって実行したって話なんですけど、それに愛情という名前はつかない、よなぁ。
だからといって、的確な名前を思い付けるわけではないのだけど、そういう名前をつけられない感情を描くために小説は書かれていると上遠野浩平氏が言っていたのを、何度でも思い出します。彼は感情ではなく世界、と言ったのだけど。
私は家族や親戚という、いわゆる血縁に恵まれていて、愛し愛されて育ってきた自覚があるので、こういう話はしんどいし、作品を観れば泣いたりもするけれど、それは決して共感ではないし、そんな極限状態に向き合う覚悟もないけど、そもそもそういう場面に心の準備ができる余裕などあるわけないんですよね。
ただ、このなんともいえない後味の苦さを書き残しておきたかっただけなので、この話には特にオチもまとめもありません。
あらあらかしこ。
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2019/06/30(Sun) 23:38:53
ジオウの響鬼編後半観たんですけど、轟鬼さんが悩めるウォズに言った「傍にいてくれるだけで、十分お祝いですよ」が重すぎてつらい。
役では斬鬼さんから命懸けで襲名して(いやまぁ斬鬼さん生きてたけど)、現実では神戸ちゃん亡くなってて。これ改めて調べてみたら響鬼から2年後くらいの出来事だったんですね……もっと経ってたのかと思ってた。
でも彼はきっと、当時の自分と同じくらい暑く熱いひとが弟子にしてくれ!って現れたらokしちゃうんだと思うので、まだ出会ってなかったんだなぁ。
最後にトドロキさんが、俺も弟子とろうかなぁ、と呟いたあとに「日菜佳さんに相談しよ」ってしれっと零すのが最高に最高でした。
日菜佳ちゃんは神戸ちゃんの役名です……うっ、つまり日菜佳ちゃんはあのお店で元気にやってるんだ。いい仲継続中かはわからないけど、少なくとも仲良くはやってるんだ、うっうっ(泣)、スタッフさんありがとう。泣

しかしこの流れで来週斬鬼さん(誤)出てくるの笑っちゃうな。
もういい加減察してるんだけど、ジオウのオリジナルキャスト、2役以上やってるひとはどれかひとつでしか出てこないので、牙に音也さんは出てこないんですよ。
てゆーかそもそも音也さんの時代に牙いねぇしな!!!(と正月映画のあたりで気付いて絶望した)
2019/05/05(Sun) 10:15:39
試写会に行ってきました。吹き替え版。
予告ほど陽気な話ではなく、原作小説についてる“ゴシックファンタジー”がまさにしっくりくる感じ。家に歓迎されたと思ったら、家も敵だったという話です(語弊)
なんで夏冬の長期休みにやらないんだ?と思ったけど、思いっきりハロウィンに合わせた話だった。
ちょっと昔の欧米の児童書特有のやつが色々……かぼちゃがべちゃって体液?を吐き出したりとか、なんかそういうイメージなんだけど、ハリポタとかでもあったから別に昔には限らないのかも。でも原作は実際ちょっと古めだし、舞台設定も忠実っぽくて70年代くらいだった。(とても具体的な年が出ていたのだけど、忘れてしまった……)
あと意味がわからないと思うけど、椅子が最高にマスコットだった。イス~!!
ところでこれ、予告がかかる度に劇場内の誰かが必ず「コナンくん……!」と声を出さずにいられなかったやつなんだけど(笑)
吹替が佐藤じろーと宮沢りえと高山みなみと松本りかなんだよ。強いよ。みんなうまかった。
みなみさんボイスで「イス~!!」って言うのほんとかわいかったです。


2018/10/02(Tue) 22:55:31
試写会に行ってきました。
20歳から20数年に渡る日々の彼是と、それに寄り添うお茶の教室と。
メイン3人の女優さんたちがとても好きなのだけど、3人3様にとてもとても魅力的だった。
女子2人大学時代にカラオケではしゃぐシーンがめちゃめちゃにかわいくて!
全体的には静かであったかくて、自然の音に溢れた映画でした。
こういう映画は、映画館で観るに限ります。
原作はエッセイらしいのですが、主人公が文章を書くことを生業にしようとしているだけあってか、言葉のチョイスが例えばお湯が「きらきら」とか「さらさら」とか、とにかく的確で感動しました。
私なんでも「あったかい」とか「ざらざら」とか全部触感で表現しがち。
それに気付けただけでも、とてもありがたい時間だったのですけども。

2018/09/27(Thu) 23:35:17
東出昌大の1人2役で、彼氏にしたい男と結婚したい男だ、と聞いて観に行ったのだけど、そこしか見どころがなかった……。
主人公に感情移入できなすぎ。
というか、無自覚に世界から見放される女の子、だったのだと思う。やばい。
2018/09/17(Mon) 18:41:29
キャスト的に観たいな!と思っていた映画。
もう1日1回上映になってたぜ……ギリギリ滑り込み。

当て書きなのかと思った。
高橋一成の呆れたような羨むような「君は元気だねぇ」がとてもよかった。
長澤まさみがとても強くて痛くて、頑なにパンプスしか履かなかった彼女は、絶対に謝らないし「ありがとう」の一言も出さずに通したのすごいなぁとしみじみ。
彼女がタバコを吸うのは正直びっくりしたけど、でもあの役のキャラなら確実に吸ってるわな。
あとダイゴがまじで最後まで誰なのかわかんなかった。
ストーリーは、割とあったかいラストだった。
2人の思い出が全部伏線で、無駄な台詞などひとつもなくて、些細なシーンにもすべて理由があって、っていうのにひとつひとつ気付けてゆくのがよかった。
脚本は、実在の新聞記事から膨らませて~って話で、その説明からはまったくピンとこなかったのだけど、観た後ならわかる。あの記事が、あの事件は、ノンフィクションなんだ。

2018/02/27(Tue) 19:04:00
平日はめっちゃ行く気なのに、いざ週末になったらまた来週でいいや~と流し続けて早1ヶ月。
ようやく美術館に行って来ました。
予告ポスターを見て、面白そうだなぁと思っていたので……美術にはまったく明るくないのですが、だからこそ、ピンときたものはできるだけ見ておこうかなぁと思って。
あと地元の公立美術館の企画展なので、応援したい気持ちも少しだけ。

醤油画(左上)が見たい!と思って行ったのだけど、実際見たら油絵茶屋再現(縦長の2つ)がめちゃめちゃ面白かった。
中は全部写真okなんですよ奥さん。
なんか、以前の浮世絵?を見たときにも思ったんですが、歌舞伎役者ってイケメンだったんだね……とにかく顔がいい。そりゃ繰り返し描かれるわ、わかる。
でも今回の油絵は、男性はもちろんだけど女性も可愛かった。すっごい美人さんがいっぱいいた。
すごい楽しくて、ずっとうろうろしていた。

てゆーかここ行くとき、駅からの方角をきれいに45度間違えた私は、初めましての神社に辿り着いたのでした。駅から歩いて1キロくらい。
ずっと行ってみたいとは思っていた大きな神社なのですが、まさかこんな形で伺うことになろうとは。とりあえずご挨拶してきた。今年も強く生きたい。

あとデパートでチョコレートの催事場にも寄ってきたんですけど、めっちゃ試食させてもらいました。ひっさしぶりに食べたお高いショコラおいしかった。
そこに男の子3人組が乗り込んできて、試食をもらってテンションが上がり、あっと言う間に生チョコを購入していました。かわいかった。
男の子グループってなんとなく3人組多い気がする。旅先とかでも、お?ってトリオがよくいる。
ぶっちゃけ、並盛とかシグナルズとか、あちこちのトリオで軽率に置き換えちゃうから、記憶に残るんですよね。。
2018/02/11(Sun) 19:24:47
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