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2025/03/12(Wed) 15:55:52
これまた、発売当初から目を付けていた、電撃大賞受賞作です。
まず、語り部がいる事に驚き。
その語り部(主人公?)が、どんどん壊れていく様に慄き。
色んな意味で、予想を裏切られた作品でした。
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2006/08/14(Mon) 13:03:45
砂漠の乾いた風から、鉱山やバイクの排気ガス、機械油の匂いのする話になりました。
汽車の旅も落ち着いて、アパート暮らし。
でも決して甘い感じがしないのは、あの3人だから仕方ないんでしょうかね。

とってもキーリ贔屓な兵長と、キーリに物凄く依存しているハーヴェイと。
3人を繋いでいるのは、きっと確実にキーリで。
でも彼女には、そんな自覚は全然なくて。
説明するのを面倒がるハーヴィーと、あまり自己主張しないキーリのすれ違いっぷりが堪りません。
お互い、もうちょっとくらい自惚れても良いと思うのです。

そしてビーは、きっと良い人なんでしょうね。
キーリと一緒になって、少し妬きながら読んでいた私は、どうしても好きとは言えないのですが。
ハーヴィーが「信じられる」と言ってキーリを託したくらいですから、本当に良い人なんでしょう。
これからしばらく一緒にいる事になりそうですが、キーリにとってお姉さん的存在になればいいなぁ・・・と思います。
・・・・・無理っぽいけど(苦笑)

ちなみに今回1番あわあわした台詞は、ハーヴェイの「俺が嫌なんだよ」です。
ひぇ~あわあわ
そういう事を言える相手って、実はすごく大事だと思うんです。
ひゃあぁ~、独占欲!!(爆)
2006/08/06(Sun) 16:53:56
1章でも思ったのですが、前作のダレンより、明らかにグロいです。もぅ嫌になるくらい。
それでも読んでしまうのは、やっぱりDarren氏の書く世界に惹きこまれているからでしょうか。
気分の悪くなる描写を、極力思い描かないようにしながらの読書でした。

ロードロスは、何だか人間臭いですね。
彼を見ていると、人間と悪魔の境界なんて、目に見えない部分では無いんじゃないかとさえ、思ってしまいそうです。
そして盗人の正体は、本当に吃驚しました。あぁ、だから最初、違和感があったんだ、なんて納得してもう1度読み直してみたり。
迷路の件では、ダレンのバンパイアマウンテンでの試練を思い出して、どきどき倍増でしたよ。

そして何より、このシリーズは装丁が凝っていて、ときめきます。
ダレンシリーズと同じスタッフさんが、引き続き担当して下さっているのですよ。
この方の翻訳が、とても好きで。
イラストやデザインも、どきどきを倍増してくれます。
今回の表紙、本当にカバーが破れているみたいで、思わず何度も触ってしまいましたよ(苦笑)
感動です。
2006/06/26(Mon) 23:01:36
日本ホラー大賞受賞作だそうです。
普段は、あまりホラーって読まないのですが、紹介を見る限りファンタジーよりなのかな?と思って読んでみました。
・・・えぇ、かなりファンタジーちっくな内容でしたよ。
2006/06/15(Thu) 22:31:06
この方の書かれるファンタジーは、なかなかシビアで、いわゆる『大人向け』だなぁ、といつも思います。
今回は3作目ということで、いよいよ続き物ばかりでした。
1,2と読み進めてきている私としては、かなり嬉しいです(かーなーり、前に読んだので、記憶を掘り起こしながら、でしたが)
日々うなされる悪夢から、颯爽と(?)救ってくれるシェンたち。彼らとの、ある意味大冒険を経験してしまったら、確かに現実に戻っても、しばらく引きずってしまうと思います。
そこでドライに、すっぱり切り替えられるのが、賢いんでしょうが。
その点で、今回の登場人物達には共感してしまいました。

そして今回から住み着いた、カーリン!
大好きなんですけど!!可愛いっス!!!
シェンの姉貴気取りなトコとか、かなりツボです(笑)今後がすごい楽しみ~♪

ところで今回、とうとう1冊の中で完結しませんでしたね・・・。
くぅ。めっちゃ気になるんですけど。
なかなか続き、出ないんですよねー・・・今回は、早く出るといいなぁ。
2006/06/02(Fri) 23:02:29
マコっちゃんとトイロちゃんの話がーーーっ
カレーライスの2人。しにがみ~の中でも、かなりシリアスさんな話の2人ですが、かなり好きです。
何かね、もぅ。トイロちゃんが可愛いんですよ。
相思相愛なのに、すれ違っちゃってて、さらにそれに気付いてないマコトくんも好き。
振り回されちゃうんですよ、何か。
そして今回出てきたクロクロ(笑)も可愛かったです。
頭なでちゃうマコトくんの気持ちが分かる気がしました。

アポロも好きです。
そうか、流れ星は願いを叶えたから、役目を終えて流れるのか。
モモの優しい見方に、気持ちがあったかくなります。まぁるく、ほんわか。

そしてコウヘイ。
鳴海さんに見えて仕方なかった・・・(爆)
だって、兄貴の彼女に初恋しちゃって、うんうん言って、諦めて、最終的には、その気持ちを大切に~って!まさに!!
螺旋の『明日に届く』とか思い出して、あわあわしちゃいました。(間違ってる)
うん。でも、ね。彼も顔を上げられたから、大丈夫だね。

そしてダニーは、何処に行っちゃったんだろう・・・。
2006/05/30(Tue) 23:41:34
実は初めてな、恩田作品。
彼女の作品は、映像化されたモノがどれも好きだったので(六番目の小夜子とか、光の帝国とか・・・)きっと好きだと信じて、読んだのですが。
大当たりでしたよ

ファンタジーとミステリの中間、やや(かなり?)ミステリ寄り。エッセンスはホラー?みたいな。
確かにミステリーなんですが、何となく世界がぼんやりしていて、主人公と一緒に掴めなさを感じて。
はらはら、ひやひや、どきどき、ですよ。
どんどん次が気になる。もやもやを解いてほしくて。
周りで起こることも、怖いんですよ。
脅迫されちゃったり、命の危機に合ったり。2時間ドラマですか。
でも、ミステリなら、最後はすっきり解決するじゃないですか。
そこがホラーとの違いだと思ってます。
だから、ミステリは好きだ。(そんな結論?)

でも結局、生まれ変わり・・・っぽい終わり方、でした、よね?
そして。子どもとは、時にひどく、残酷だ。。
2006/05/16(Tue) 23:21:59
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