程良く,品好く,機嫌よく。
1章でも思ったのですが、前作のダレンより、明らかにグロいです。もぅ嫌になるくらい。
それでも読んでしまうのは、やっぱりDarren氏の書く世界に惹きこまれているからでしょうか。 気分の悪くなる描写を、極力思い描かないようにしながらの読書でした。 ロードロスは、何だか人間臭いですね。 彼を見ていると、人間と悪魔の境界なんて、目に見えない部分では無いんじゃないかとさえ、思ってしまいそうです。 そして盗人の正体は、本当に吃驚しました。あぁ、だから最初、違和感があったんだ、なんて納得してもう1度読み直してみたり。 迷路の件では、ダレンのバンパイアマウンテンでの試練を思い出して、どきどき倍増でしたよ。 そして何より、このシリーズは装丁が凝っていて、ときめきます。 ダレンシリーズと同じスタッフさんが、引き続き担当して下さっているのですよ。 この方の翻訳が、とても好きで。 イラストやデザインも、どきどきを倍増してくれます。 今回の表紙、本当にカバーが破れているみたいで、思わず何度も触ってしまいましたよ(苦笑) 感動です。 PR 2006/06/26(Mon) 23:01:36
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