狼と香辛料ⅩⅡ / 支倉凍砂

銀細工師フランに北の地図を描いて貰う条件として、一行は共に、タウシッグ村へ天使伝説を調べに向かう―――

久々な気がする、この読後の満腹感。
フランがとても素敵で、共に向かった村も好感の持てる場所で。
伝説の真相が、それはそれは素敵でした。
あぁ、これアニメで観たかったな、と珍しく思ったシーンです。

突き詰めれば、すべては自分のため。あとは心穏やかに暮らしていくための程度。
シリーズ通して、繰り返されているコレが、ロレンスとホロのお人好しっぷりを最大限に表しているような気がしました。
あと一瞬、コルがここで別れるのかと、ひやっとしました･･･。
もしかしたら、コルが旅の仲間から離反するときって、こういう理由なのかもしれないな、と。
この様子だと、次巻にもフランとのやり取りがあるかもしれなくて、それがまた楽しみで仕方ありません。

電脳コイル10 / 宮村優子

｢点呼！モジョ！モジョ！モジョモジョ！モジョ？･･･１匹足りない･･･｣
と、大好きだったやり取りを再現してくれたのは、先に読み終えた弟です。
ついにモジョが出た･･･わーん久し振り！
アニメのときは特に、誰かに思い入れがあったりはしなかったのですが、小説ではイサコがんばれって思ってるかも、と気付きました。
すごく弱い子として描かれてる気がして、残念に思ってもいるのですが。
ようやく終わりが近そうです。
 

学園キノ３ / 時雨沢恵一

本編は１巻しか読んでないのに、パロディだけはしっかり読んでいます。
だって木乃可愛い。
イーニッドめちゃめちゃ可愛い。
そしてとっても出来る白ランの彼は、どうして変身してしまうのかが未だに謎です。不思議センスなのか･･･？
そしてそして犬山くんのビジュアルが、獄寺くん(14)に見えてしかたありませぬ。

キールが木を切ーる！

玲耶さんとかいさんがTOE描いててテンションが上がったので、遅ればせながらチャット！
チャット、ちゃっとそこのものを取ってくれないか！
エターニアって、その後出た歴代テイルズを考えると多分異質で、確かに世界を守る話なんだけど、何だかとても内輪の話だったな、という印象があります。
結局、インフェリア組のメインメンバーが全員、幼馴染みだからかなー。
でも幼馴染みだからといって、仲が良いとは限らない、という始まり方が好きでした。
リッドの器のちっちゃさが妙にリアルで、キールのコンプレックスとか、互いに気付かないことが沢山あって、そういえば『成長とは気付きである』って言葉があったけど正にその通りだな、と。
でもリッドは、同年代女子の理想の男の子、っていうコンセプトだったという話が忘れられませぬ(笑)
当時、立ち読みした攻略本に書いてあったのです。
確かにファラ目線で考えると、あぁそうかもー、と思えたんだけど、あくまでゲームはリッドを中心に見ていくのであって、彼は確かにカッコ良く大人になったけど(キールは成長した、丸くなった、というイメージだけど、リッドは大人になった、という印象)、言われるまで、あまり客観的に捉えてなかったんだよねー。

そういえば私、リファアンソロに参加させて頂いたりして、絶賛リファ！ですが、同時にキーメルも大好きです。
ゲーム中は俄然キーメルしか見えてませんでした^^
かいさんもクリアしたら、きっとリファ！って思うよ！

てか、こんなにリッドのことばかり書くなら、添付もリッドにすればよかった(笑)

電脳コイル９ / 宮村優子

先日『コイル企画書』を読んで、この小説版コイルは、原作企画段階の設定を色濃く映してるんだとゆーことに気付いたので、読み方に開き直りが入りました。
変な言い方ですが、やっとアニメとは別物として割り切れたというか。

今巻は夏休みが終わって新学期。
最近、幸乃が出張っていて嬉しいです。あと京子も。
メガネの有効期限が近付いて、皆それぞれ少しずつ変わり始めている、というのが良い。

以下、ストーリーメモ。ネタバレ全開注意。

 

狼と香辛料ⅩⅠ Side Colors Ⅱ / 支倉凍砂

ホロとロレンスの、ささやかな日々が２本と、フルールがエーブになる話。
短編２本の、ホロとロレンスのやりとりが好きです。
本編のときの、含みいっぱいで裏の読み合いみたいなのも楽しいけど、ふわふわととりとめのない会話も読んでいたいのです。

追記に、黒狼の方も少しだけ。
 

ロメス、またな。

楽しい時間を毎週ありがとう！
明るくて、いいラストでした。

後日談に時間を割いてくれたので、すっきりしてます。
砂村さんと木村さんとか、きちんとあるとは嬉しい限り！
えへへ、って言ってたよ砂村、めちゃめちゃ可愛いな！
あの２人、間の取り方とかすごい可愛かった。
成嶋さんが背中押すとは、余程砂村が好きだったんですね。涙を見せた相手ですものね。
成嶋さんがずっと泣きそうで、でも泣かないのも良かったです。
泣くな、まだ堪えろ！ってずっと思ってた。
てか最後、ハル連れて渡英したんでしょうか。感動のラストなのに、気になって仕方ありませんでした。
ラストといえば、最後の謎のマスゲームもよかったです。
感動してしみじみしてるところに、笑っちゃうようなEDが来て、泣き笑いしてしまうような。
あぁ、やっぱり良いラストだったな。 

あと皆、八坂さんを好きすぎで笑えました。
入れ替わり立ち代わり、八坂さんに報告しに行くんだもんよ！
確かに彼女の回し蹴りには、惚れたけどな！！(笑)