狼と香辛料Ⅰ･Ⅱ / 支倉凍砂

１巻と２巻をまとめ読み。
アニメ化されたのは、ちょうどシリーズ頭の２冊だったんですね。
というわけで、きっかりアニメで観た内容分だったわけですが、あらすじを知っているとはいえ、小説ですから！
アニメでは分からなかった、あれやこれが書かれているわけですよ!!
台詞の裏の感情とか、意味とかが書かれているのは、やっぱり面白かったです。
細かい小ネタとか、地文に引っ掛けた洒落台詞とか、小説独特のものも沢山ありましたし。
でも、これ読んで思ったのは、あのアニメめちゃくちゃ良かったんだな！ってことでした。すごかったんだよ、あれ！
１巻、２巻ともにラストシーンはアニメの見せ方の方が好き、とか言ったら怒られますか。
特に２巻のラストは、アニメの時計の演出が大好きだったので･･･絶対原作そのまんまだと思ったのに！
原作を先に読んでた人は、あれ、嬉しかったんじゃないかな。
それにしても、小説はロレンスが主人公なので、ホロが可愛くてたまりません。
ホロが可愛くて愛しくて敵わない表現がいっぱいで、ロレンスがアニメで見ていたときより生身っぽいとゆーか･･･楽しいです、はい。
ただ私には、経済の話が難しい。感覚では分かるんだけど、いざ説明しろと言われたら無理です。ニュアンスでしか読んでないから(爆)
やっぱコレ、アニメ観てなかったら、私は手に取らなかっただろうな。
それも含めて、アニメに感謝でした。･･･いや、アニメアニメ言い過ぎだなこれ。