程良く,品好く,機嫌よく。
覚え書き、その2。
松岡家のこと。 虎一さんが男前だった。 恋愛結婚だぁ、って思った。 あまりに幸福な家族像すぎて、ハイスピで信長くんが「橘父になりたい」ってガチなこと言ってたけど、私も松岡母になりたかった。一瞬だけ。 水泳を辞めて漁師になったこと、全然つながってなくて拍子抜けしたというか、競泳はふつーに学生時代の夢で、輝かしい過去で、ちゃんと今の糧になってて、ふつーに折り合いついてた。 凛と江が連れ立ってプール行って、その割に江ちゃんが高校生になっても泳げないのかわいいし、つまりそれでも全然よかった感じなんだ……となんだか安心した?拍子抜けした?? 真琴のトラウマと虎一さんの葬列がイコールなら、はるまこは小学校低学年くらいだと思ってたけど、江が随分幼すぎてよくわからんかった。 江と凛の歳の差感強すぎない?いっこ差で、下が女の子やで? 凛が春生まれで、江が早生まれか?って思ったけど、ちがう凛も早生まれだばかやろう!! 虎一さんのビジュアル、茶髪なのちょっとだけ驚いた。てっきり赤毛かと……それは母だった。 メガネを額に上げる様は、凛がゴーグルを上げる様に酷似していて、そうやって前髪を左右に分けて顔を明るくして笑うと高校生の凛はもうそっくりで、母は1人それに気付いて、でもその頃にはふふっと笑うようなひとであってほしい。 だってあの兄妹の母親なんだものなぁ。 凛を留学させて、全寮制の高校に入ることも許して、また渡豪する前にようやく帰ってくる息子を笑って歓迎する実家なんだろうな。 だって実家に帰ることに対して、凛が全然気まずそうにしたりしないんだもの。 たまには顔出してやんないと、みたいな息子の声で喋るんだもの……さみしい思いさせてんじゃねぇぞ!お兄ちゃん!! PR 2017/07/08(Sat) 11:28:17
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