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基本的に文庫は電車のお供なので、読むのに時間が掛かりすぎて、印象が薄れてしまったのですが・・・(爆) このシリーズは、とにかく一弥が良い子なのです。 時折彼が思い出す、古い日本の家族や情景もすごく好きで。 また、幕間に挟まれる一人称の独白が、誰の言葉か分かる度、ページを戻って読み直していました。 今の事件と昔の事件。 色んな人の思いが交錯して、訳が分からなくなりそうになりながらも、ヴィクトリカの小さな姿を追い掛けるのは、とても胸が躍ります。 そして彼女の最後の独り言に、一弥ならずとも、えへへ、と笑いが零れました。