鬼神伝 鬼の巻 / 高田崇史

面白くなるのは半分を過ぎてから･･･文章が結構、淡々としてる気がします。
さらっと流れてしまう感じがして、ちょっと物足りないかもー。

てか最後の“長い暗号”がさっぱりわからなすぎるんですが、誰か助けてもらえませんか。

胡蝶の失くし物－僕僕先生 / 仁木英之

順調に旅の道連れが増える３巻目。
てかまさか、薄妃がずっとついてきてくれるとは思いませんで、嬉しいです。
そして動物に好かれる王弁。
王弁の頑張りが愛おしい私は、確実に薄妃と同じ目線で見ています。

薄妃の恋－僕僕先生 / 仁木英之

僕僕先生２冊目。
色恋話がやや多め、かも。
王弁がちょっと逞しく、というか、他人に優しくなった気がします。
色んなひとと接して、他人と関わることが好きになったような印象。
先生は相変わらず可愛いです。
そして入れ替わり立ち代わり現れる旅の道連れが、みんないちいち良いキャラでした。

僕僕先生 / 仁木英之

ずーっと｢いつか読みたい｣と狙ってたら、母が図書館にあったとまとめて借りてきてくれました。
娘はそんなに一気に読めないんですが･･･。

思ってたより、話がどっしりしてました。
真面目に読んだら中国の歴史や地理に詳しくなれそうな。
そして思ってた以上に、主人公の王弁と僕僕先生の仲がふわふわしてて、可愛かったのです。
タイミング的に、狼と香辛料とか、十二国記を連想してしまうんですが、とにかくもっと読みたい衝動に駆られています。

狼と香辛料<15> 太陽の金貨<上> / 支倉凍砂

最終章前編。
幸せの予感と、不穏な空気が半々くらいで流れてる感じ。

ところで今回、多分初めて、ホロが不機嫌な理由がわかっているような気がしています。
長い時を生きてきたにも関わらず、ロレンスに対する感情が年頃の少女のそれで、なんかもうね、可愛いんですよね。
そして最後に出てきた人が、私が１番思い入れのある彼女であれば良いのに･･･と確率の低そうな期待をしています。

〈勾玉〉の世界 荻原規子読本 / 荻原規子

過去の対談と短編(既出これかぎ～樹上＋書き下ろし空色勾玉後日談スピンオフ)をまとめた本。
作家読みしてるので、一応全シリーズ既読なんですが、改めて色々読み直したくなりました。
勾玉はもちろんなんですが、西魔女とか、これかぎとかも。

妖怪アパートの幽雅な食卓 るり子さんのお料理日記 / 香月日輪

るり子さん視点の本編振り返り仕様、献立レシピ付き！
･･･レシピとか見るの、割と好きなんです。読み物的にね。
アパートの内部とか、勝手にもっと狭くてちっちゃいイメージだったんですが、思ってたよりずっと広かったです･･･そんな今更情報。
そして結局、最後の手が掛かる千晶センセーに全部持ってかれたのは、いっそ本望でございました。
ごちそうさまでした！