狼の骨の情報を追って、ウィンフィール王国へ。
エーブの故郷であります！
冬には雪深くなる北国で、でも他の季節は豊かで羊が沢山いて、教会と王と、土地を狙う経済同盟が三つ巴であります！ピアスキー超良い人！
行く先々で面白いことが待ってるな、とホロの顔を見たロレンスの台詞が、某メガネの名探偵坊主を思い出させて仕方ありません。
その割に、話は大事にならず･･･いや、なったのですが、その渦中でロレンスたちは相変わらず身の丈にあった動きをしていて、ひらひらと踊らされて、最初から最後まで情報収集がメインのようでした。
ちょっと物足りなかった、かも。
いやでも、これでまた大事になっても、どうにかできる範囲を超えてるし。てゆーか最近クラフト･ロレンス氏は商売してないんだった。だから物足りないのかもしれないと今思い当たりました今。
羊飼いハスキンズさんの件は、壮絶でしたが。
･･･どうして悪魔は羊の角を持っているんだろうか。羊の頭蓋を見て、昔の人は悪魔を連想したんだろうか。
ホロは随分老齢しているような気がしていたんですが、それはあくまでロレンスの主観で、人間の寿命とまんま比べちゃってるロレンスの思考のためだったんですね。
意外とホロは、人型を取る時のように、狼で言えばまだ少女なのかもしれない。そんな簡単なことに、今回ようやく気が付きました。
また、ロレンスがホロに対する想いが、だんだん言葉として形付いてきている気がします。
相手が恋愛対象じゃなくても、ヤキモチは妬くし、愛おしく思ったりもしますから、あやふやだったんです。
でも最近は確実に、恋愛対象としての想い、と表すようなキーワードを所々に感じました。
そしてロレンスが、旅の目的が果たされたときのその先を、現実的に悩んでいるのがリアルでした。
それにしても、コルは可愛い。
ロレンスとホロ、各々がこそこそと内緒話をしてくれるなんて、羨ましいな！面白そう！
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