ひよ劇お疲れさまでした。
とりあえず、音信不通を解消すべく昨日と今日を潰しました・・・ってどんだけよ自分。
何だか皆さん、既にレポが上がってて吃驚ですが、私はまだ書きかけです。
あれか、だらだら長く書きすぎなのか。気付いてたけど、こればっかりはほら。
読む側としては、いっぱい色々読みたいじゃん。ね。
でも、とりあえずレポを待てないことだけ。
瑠璃さんへのサプライズ企画に参加して下さった皆さん、ありがとうございました!
ばっちり驚かせられたみたいですよ・・・えっへへ。
スタッフお疲れさま企画を自分もスタッフのくせに主催しちゃった瑠璃さんに、参加者からもサプライズ☆な企画でした。
1人じゃ心細かったので、玲耶さんを無理矢理引っ立てて(笑)ぶっつけ本番当日企画だったのです。何とか成功したみたいで、良かったよかった。
ただ個人的には、結局新刊予定だけでいっぱいいっぱいで、ご挨拶ペーパーすら用意できなかったのが、心残りです・・・。
手伝いに行く!って宣言しといて、一般入場時間にのこのこ入ってすみません。
そんなこんなで、ペーパーで配布しようと思っていた小咄のひとつを、追記に載せてみます。
ヒズひよだぜよ。意外と需要があるらしくて嬉しいヒズひよ。
でも書いたのは、相当前なんですよ。すみません。
ところでウチのサークル、ひよの中心って表示すれば簡単なのに、しつこく『歩ひよ、ヒズ>ひよ』って表記してるのは、ちっぽけなこだわりです。あくまで歩と火澄がメインなんだぜよ。
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「おさげさーん、ちょっとえぇ?」
いつもにこにこしている人が突然、神妙な顔で向かいに座ったので、ひよのは訝しげに眉間を寄せた。
「どうかしました?火澄さん」
「えーっと、おさげさんに一言」
ちょこん、と揃えた手を机に載せ、小さく首を傾げる。
その動作を見て、小動物みたいだ、などとぼんやり考えていたら、へにゃりと眉を下げて困ったように笑った。
「ごめんな」
「何がです」
「何や、とにかく色々、全部ごめん」
あまりに大雑把な謝罪に、ひよのは頭をフル回転させたが、何のことだかさっぱり分からない。
だから、少々苛めておくことにした。
「心当たりがありすぎて、どれを許したら良いのか分かりません」
「嘘やん!そんなにようけ謝ることあった?」
色々、と自分で言ったにも関わらず、火澄が慌てて立ち上がる。
それを眺めていたひよのが、不意に顔を伏せたかと思うと、ふるふると肩を震わせ始めた。
「・・・おさげさん?泣いてんの?」
「ふ、ま、まさか・・・お、可笑しくて、ふふ」
何がツボにはまったのか、お腹を押さえながら机にコツリ、と額をつける。
ひとしきり笑って、目尻を拭いながら顔を上げると、火澄が何とも言えない顔で固まっていた。例えるなら、息を呑んだ瞬間のまま、息を止め続けているような。
「・・・火澄さん?」
「・・・はっ、えっ、何?」
「大丈夫ですか?」
「あ、あぁ、平気。ちょっと息すんの忘れてもーた」
・・・本当に止めていたらしい。
ひよのの呆れた視線に気付いたのか、火澄があはは、と情けなく笑った。
「でもな、ホントに言いたい言葉は、別にあんねん」
さらり、と明るい声で言われて、続きを促そうとした瞬間、扉が開く。
「お、歩~」
「あら鳴海さん。遅かったんですね」
ふとひよのが目を戻すと、第三者の登場であっさり切れてしまった会話を、火澄が気にした様子はなかった。
大した話ではなかったのかと、ひよのが1人納得したところで、火澄と目が合う。
「じゃあ続きは、またの機会っちゅーことで」
揃って怪訝な顔をする歩とひよのに、にこりと屈託の無い笑みを見せる。
またの機会なんて、来るかどうかも分からないけれど。
≪ごめん≫ HIZUMI>HIYONO
言いたい事は、いつだって言えないまま。
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