非常に今更、世には35巻が出ているという状況で、まずは34巻について書かせて頂きます。
まずは何より、山本おかえり武!なんですが、しかしその前にちょっとだけ。
まさかこんなにもアーデル→ジュリーが公式で示されるとは思わなかったよね・・・!
アーデルは加藤が好きなんだろうなぁ、とは、アーデルの自覚有無を問わない感じで、ずっと思っていたんですが、そんでもって友人には爽やかに否定されてきたんですが、ねぇちょっと、公式ですよ。
あんなにあからさまに出されるとは、予想外すぎて正直、目を疑いました。
そして初めてわかったかもしれない気になった、加藤のカッコ良さ。
錯覚のような気もするけど、少なくともアーデルにはこう見えてたのか、という何気に大事な部分が垣間見えたので、満足です。
まさかアーデルがあそこまでシモン1人1人と深く付き合ってるとは思わなかったんですが、それにしても加藤の適当さ!
加藤はアーデルが他のシモンを構いに行くのに、全員分付いてったんですよ。
ほっといても付いてくるから、問題ないんですよ。
後ろの方で、影からこっそり覗いてるんですよ。
でも、皆と同じラインまで前に出てくるには、アーデルの一撃が必要だったんですよ。
あれはそのときの一発ですね。あれだけで済んだ、ある意味1番楽ちんな、ある意味1番面倒臭いのが加藤ですね。
あの1ページから、てかあの1コマから、ここまで妄想補完できたので、もう充分だと思います。私の語りが。
ところで私が『加藤』と呼ぶのは、弟が素で『ジェリー』と呼ぶからです。覚えられないなら諦めて加藤と呼べ、というのに、自信満々で美味しそうな方を使う・・・。
そんなどうでも良い話は置いといて、待ってた山本です・・・!
てっきりお得意の「助っ人とーじょー」って言うのかと思いました。彼にそこまでの洒落っ気はありませんでした。
しかし登場はまさに、助っ人登場・・・!!
ここぞというところで来てくれるんだよ、でも決め手にはならないんだよ、それが山本!
いやでも、きれいさっぱり完治!ってわけでもないみたいなので、無理せず最後まで一緒に行ってくれたら、それだけでもう良いです・・・。
むしろディーノさんあたりが、ヘリとかでバラバラバラって連れてきてくれるんだと思ってました。それは雲雀さんが先に使っちゃったから、まねっこはだめなのか。ちぇ。
・・・あれ、しかしそうなると、この男、どっから来たんだ・・・?
いやあの、てゆーか、その傷を治してくれた白蘭様ですよ。
私の感覚では、未来編エピローグの白蘭様は、現代の10代目中学生時代の白蘭様だと思ってたんですが、その彼にはなかった目の下の模様が、山本が目撃した彼にはしっかり存在しとる・・・!
これ前に書いたような気もするんですが、あの模様は私、白蘭様が平行世界と交信できるようになったら証のごとく浮かび上がるんだと思ってるんです。
まぁでも交信できるようになってるのは良いんですよ。
アルコが『なかったことに』したのは多分、ツナさんたちが入れ替わった10月のあの時点をキーにしてて、その前の中学生正一と白蘭様の出会いとか、その辺諸々は多分放置だと思うので、白蘭様が交信開始するきっかけは既に起こってると思ってるので。
んで、その交信を自在に操って、人1人では持て余す程の知識を手に入れる術を確立した白蘭様をつかまえて、危険思想ゼロとか、よく言うよね・・・!
でもこれはきっと、ユニが白蘭様にも記憶を贈ったからなんだろうなぁ、と勝手な解釈。
どの道を選んでも、選び尽くしても、目の前に立ちはだかる少女から贈られた記憶。覚えのない罪。これから歩むはずだった道の末路。そして突然閉ざされた、今。
ここにきて、未来編が終わった今になってついに、公式が白ユニすぎて胸が痛い!と言ったら、あんた幸せだね、と生温い視線を頂きました。本望だぜありがとう。
この時代での白蘭様って、周り全部景色の白蘭様なんですよね。
その彼が、山本曰く、さっぱりした顔(・・・みたいなニュアンスだったような)してるってんですよ。
まぁぶっちゃけ、山本の伝聞しかない現時点で、危険思想ゼロだのなんだのって半信半疑なんですが。
でもこの感じだと少なくとも、ブルーベルのことは迎えに行くかもしれないよね。
そんでまた、ぺたぺた懐かれてると良いよね。
そして白蘭様は、ツナさんとユニに会うの、楽しみにしてると思うんです。正チャンは既に会ってるから、2人よりは低目。
ユニにはまだ当分会えないだろうけど、ツナさんには会いたいんじゃないかなぁ。
ボンゴレ幹部は全力で反対しそうだし、ツナさんもそうそう会いたいとは言わないだろうけど。
むしろユニ嬢の方が会える気がします。
どうせなら早い段階から会ってしまった方が、白蘭様を止められると思うんですが、どうなんでしょう。そうだと良いよね。
とか何とか書いてますが、そもそも白蘭様が『全ての平行世界の自分と交信していた』というところだって、実は怪しいと思っているのです。それを言ったらもう全部疑ってかからなくちゃならなくなるので、言わなくても良いのですが。
だって『あの』白蘭様は、中学生の正チャンと出会って初めて自分の力に気が付いて、行き来するようになったって言ってましたが、他の世界にもっと早く力を自覚した白蘭様がいるかもしれませんよね。
そうやってどこよりも先行した白蘭様が、自分という存在を守る保険として、他の世界からの干渉をブロックしてたっておかしくないと思うんです。
でも白蘭様は、そこまで自衛思考もってなさそうですが。
一方的に傍観者として、プレイヤーではなくて、観覧者としての彼だっているような気もしなくもないんですが、それこそ私の希望的観測でしかないのかもしれません。
とりあえず今は、山本を助けてくれた白蘭様の次の登場を待ち焦がれるだけです。
あ、あと技術畑も!今頃邂逅してたらどうしよう!楽しみ!!
あぁああ、あと、満を持してご登場なされた、久方振りの骸様!
ようやく長い未来編から帰ってきたと思ったら、またすぐ手元から離れてしまって、それも再び強制的に繋がりが絶たれてしまって、おとーさん心配したんですから!って聞こえた気がしました。幻聴です。
お久し振りな霧の人は、何だか若くて眩しかったです。
未来編で雲雀さんが中学生に入れ替わったときを彷彿とさせる、ときめき!
そういえばすっかり忘れていたんですが、せっかく助けに来てくれた骸様に、クロームちゃんは対面できないんですね・・・そりゃ未来での対面は嬉しかっただろうなぁ。
獄寺さんに、あの子を幸せに出来るだろうか・・・当分は無理だよな。それで全然構わないけど、でもやっぱり頑張って頂きたい、ホントに。
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