日が落ちるとまだ寒く、先日は風も強くて、思わずぎゅぎゅっと上着のファスナーを上げました。
その日の上着、フードの裏が一面ふわふわの毛で覆われているもので、ファスナーをしっかり閉めると、襟がぐっと持ち上がるのです。
マフラーいらずで気に入っているのですが、それを隣で見ていた相棒が
「ザンザンみたいで可愛いよ」
と、のたまいました。
『・・・ざんざん?』
「うん。ザンザン」
ざんざん?ランランなら知ってるけど、ザンザン?
芸能人?何?なんだ?だれだ???
『・・・・・』
「・・・・・」
『・・・!もしかしてザンザンって、ボス?』
「そーだよ?ザンザンとスックじゃん」
『は、ちょ・・・スックは言うけど、ザンザンって聞いたことない!!』
「Nちゃんとは言うよ、ザンザンって」
『まじでか!なんか可愛らしーなザンザン!』
これから可愛らしく表したいときは、ザンザンって呼ぶよ!と宣言してきましたが、よくよく考えてみれば、ボスを可愛く表現したいときなんてやってこない気がします。
だがしかし、あの羽飾りは素敵だと思います。
某青いお店で見たときの衝撃たるやありませんでした。
その話をしたら、件のNちゃんは既に持っているらしいです。さすがすぎる。
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