2009年元旦、寝る前に布団の中でごそごそと始まりをメモって、何故か1年後に続きを書いたもの。
ずっと引っ張っていた山本新年ネタのひとつが、ようやく書き上がりました。
ひとつ、と言っているということは、もうひとつあるのですが。
バレンタインも華麗にスルーして(ホントやる気ねぇなこのサイト)、今更新年ネタですみません。
あけましておめでとう、と言いたくて早1年以上です。もう1年はさすがに寝かせられませんでした。
何となく、以前のクリスマス話[イージートリッパー]から繋がっています。
ということは、2本も遠恋話を書いたわけですが、それでもやっぱり山本は遠恋できなそうだなぁ、とも相変わらず思っています。
特に今未来編で、関わりあったひとたちが皆狙われている、という未来があって、それは例え白蘭を倒したとしても可能性としては依然として残るわけで。
そういう世界に足を踏み入れているんだ、と一般人だった山本や了平はリング争奪戦に引き続いて思い知らされて、これから未来を思う度、この経験が頭をよぎってしまうんじゃないか、とか。
それが分かった上で、それでもやっぱりツナについて、マフィアに入ってしまうんだな、とも改めて思うわけですが。
何となく、これから大事なひとと、慎重に距離を置くようになるような気がして、そわそわしてしまいます。
いやでも了平は、家族とか大事なひとを守りたくて、いつも傍にはいないにしろ、守る相手がいることを恐れたりはしないけど、山本はどうだろう、と。
父親は自分の師匠だし、強いひとだって分かっているし、でも例えば恋人だとかは作らないようにするような気もする。付き合っても長続きしないというか、させないというか、人間関係を中学時代で止めて、これ以上拡げないような。
そういうふわふわしたイメージがあって、だからずっと独り身のような気がしていて、それで山本絡みのNLでしっくりくるCPがないのかもー、とか関係ないことまで考えてしまいます。
例え恋人がいたとしても、渡伊する前には、ばっさり別れそうだし。
そこまで思って、それじゃあ何でこんなに書いてるのかっていうと、それはもちろん、馬鹿馬鹿しいほど幸せなIFを私自身が欲しているからに決まってるのですけども。
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