忍者ブログ
程良く,品好く,機嫌よく。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024/11/27(Wed) 06:05:19

俺はフリーしか泳がない水泳部アニメ、全話観終わりました。今週の頭に。
まさかこんなにハマるとは、まったくの想定外でしたよね…熱い夏をありがとう!
ラスト2話はまとめて観たので、追記にだらだら書いたものを畳みます。
平日1週間、仕事が忙しかったこともあってか、だいぶ気持ちが落ち着いたようです。
とりあえず私は、なんだかんだ言ってもやっぱり凛のことが好きだったんだなぁ、と思い知らされました、よ。




怜ちゃんが男前すぎて泣きそうでした。
なんとゆーか、ラスト3話くらいの感想はこれに尽きる気がします。
怜は鮫柄に乗り込む前に、ちゃんと渚に相談してたんだなぁ、とじんときました。
「僕は被害者なんですよ!」って叫んだのには、あぁちゃんと自覚してたんだーとしみじみ。
最後の写真に渚が怜を引き込んでたのは、ほんとによかったです。1枚くらい、江ちゃんも入ってくれたらよかったのに!
あと県大前入りしたホテルのまこはるは、ほんとどこのかっぽーなのかと思t(ry
渚が無駄にはしゃいでるのが、緊張からくるハイテンションに見えて、こっちまでそわそわしてしまいました。
真琴がよく笑うのも同じく。遙は2人の緊張に引きずられるように昂った感じもする。
予選のときもそうだったけど、大会前のそわそわ感が伝わってきすぎです。すごい滾ります好きです。

しかし県大といえば、本番でいきなり凛をリレーに入れちゃう件について書かないわけには参りません。
ラスト2話は何故か、ずっと怜に感情移入しまくっていたので、多分怜が思いついたタイミングで私も例の提案に気付いてしまって、あぁもうそうだよね、そういう流れだよね、とはらはらしながら観ていたので、なんというか、驚きはあったんですけど、正直「えー」とも思ったんですけど、でもやっぱりよかったです。
怜が「それしかないでしょう!?」って言ったとき、誰より遙が、凛よりも怜を気遣う言葉を発してくれたこととか、そこまでにもう充分すぎるほどに3人が「お前は俺たちの仲間だ」って言葉や態度で示してくれてて、だからこそ怜が「僕も仲間ですから」って笑えたんだなっていう積み上げとかがあって。
その上で、凛がすごい楽しそうにわくわくしながら泳いでて。
んで大事なのは、せっかく1位を取ったのに、あっさりばれて失格になって、それぞれ怒られたことだと思います。
この作品で本当に好きだった点のひとつが、大会やその前後の描き方だったんです。
さっきの繰り返しにもなりますが、大会に向けて無駄にテンション上がっちゃう感じとか、会場の緊張感とか、そわそわわくわくどきどきする何とも言えない高揚感とか、はらはらして仕方ない本番とか、壮行会があってぼんやり実感が湧く感じとかとか。
そもそも県大出場して実績出して部費を手に入れよう!っていう目的が最初にあって、だからずっと意識は県大に向かっていて、あれだけの気合いと力を入れて大会を描いていたのに。
その県大会のリレー本番で、エキシビションみたいなことを自分たちでやっちゃうってのは、ちょっと、えー…と言わずにはいられなかった。
彼らにとっては岩鳶高校を全国に上げるよりも、凛ともう一度泳ぐことの方が大事だったってことで、それは遙がずっと言っていた「勝負や記録は関係ない」ってところに繋がるんだろうな、と思うけれど。
凛はずっとそれがわからなくて、もちろん勝ち負けも記録も大事だけれど、それ以上に何より『泳ぎたい』って気持ちを思い出せたというか。
まぁぶっちゃけ、観終わって1日2日経って思い出すにつれて、凛が2度に渡って「もう辞めてやる!」と叫んだことに対して『こンのゆとりがあああぁあぁあああっ!!!』と思わずにいられない日もありましたが。笑
だって凛が暴れて、似鳥がおろおろしてるとき、私は半ば無意識に(こいつに何て声をかけよう…何て言ったら良いんだろう…どうしたら良いんだろう…)ってずっと、頭の隅っこで考えてたんです。何故か似鳥側。
うん、でもやっぱり、凛がリレーで小学生の頃みたいに笑ってはしゃげて、その後きちんと頭を下げて、鮫柄でちゃんと人間関係作ろうって似鳥のこと名前呼びになって、岩鳶面子に鮫柄として挑んでくれるみたいで、本当によかった。彼は仲良くなると名前呼びになるの?そういうわかりやすさなの?なにそれかわいい。
私が以前の記事で書いていた、私的勝利条件というかエンド条件である凛がまた笑ってくれることと、父親の夢じゃなくて自分の夢として泳いでくれること、そして自分は鮫柄の人間だって胸を張ってくれることがすべてクリアされたので、満足していないわけがないのです。
あと凛が怜と仲良くなってくれて、すごい嬉しい。
それと凛が、またバッタをメインにもってきたっぽいこともすごい嬉しい。
遙に合わせていた自由形じゃなくて、本来のバッタに戻してるのが、すごくすごく嬉しくてちょっと泣きそうでした。
岩鳶高校の教室で遊んでるのとか、一瞬転校かとヒヤヒヤしたから余計にニヤけて仕方なかった。凛の字がきれいな衝撃。
遙の夢はなんだろう。
結局渚回だけなかったことは、最早10話まで観た時点で諦めていたのですが、これは続くフラグなのかな。
エンドカードがネクストサマーだったのは、良い方にとっていいのかな。
でも実際2期があったとして、ほんとに1年後のまた夏の話だったら嫌だな…御子柴先輩がいなくなるじゃないですか!!…はっ!?てゆーかこの夏の大会で引退すんのか!?じゃあやはり1年後か…新キャラなのか…むむううう。
OBとして出てきてくれるの待ってます。(気が早い)

ところで遙は、言葉にしないとダメなんだなって、どこかで思ったんでしょうか。
県大前に突然、みんなに「ありがとう」って言って回りだすから、これ何の死亡フラグ!?とひやひやしたんだけど。←
それがどこかと考えたら、イカ祭りかな…。
ずっと言葉を探して、やっとのことで伝えて、話すことで自分でも理解して、という経験。
遙の愛想のなさとか、言葉の少なさは、単純にこれまで必要じゃなかったからだという気がする。
小中学生の頃は、それなりにフツーの子というか、あんなに淡々としてしまったのは水泳を辞めて1人の世界にこもってからなのかな、と。
それを外の世界に繋ぎとめていたのは真琴で、お風呂から出るときだって、プールから上がるときだって、いつだって彼が遙に手を伸ばしていた。あれもう本当に徹底的で、最後は凛が手を出しても良いんじゃないかと思ったけど、でもやっぱり真琴だったんだよね。水の中で1人自由だった遙の、意識を引き上げているというか。
…あれこれ、もしかしてOPの遙を引き上げる手はやっぱり真琴か?私凛だと思ってたんだけど…。

あとすごいどうでもいい話なんですが、この作品、実は本名がカブるキャラがおりました。
とゆーか我が家4人家族なんですが、内3人の名前が同じでした…どういうことかと。みんな漢字は違うのですが。
で、私はまったく同じというわけではなかったんですが、呼ばれてうっかり動揺しました……破壊力半端なかったんだ……こんなことなかなかないぜぇ……へへへ。

本編放映は終わりましたが、CDやグッズはまだ出るみたいですし、ラジオは続くみたいだし、当分熱は続きそうですね。
私はとりあえず小説とCDを手に入れようかと。
これまでまったく手を出さずに、純粋に作品だけで観てきたので、楽しみはこれからです。
また色々見たり聞いたりしたら、思うところも変わるかもしれないのですが、ひとまず現時点での記録でした。
また何か思い出したら書くかもしれないです…。
PR
2013/10/04(Fri) 21:12:29
忍者ブログ [PR]

Designed by A.com