程良く,品好く,機嫌よく。
つい先日upした新刊サンプルですが、最後のページに手書きしたタイトル、思いっきり間違ってました…。 真琴は東京の大学に進学するんじゃないか、という話。 岩鳶は鳥取なのに、なんで関西じゃなくていきなり東京まで飛ぶんだろう、と思ったんです。 だって高2夏時点で彼は、遠出とか全然してないタイプっぽいし、そんな遠くに意識がいくようなひとじゃなさそうなので。 だから単純に、実際に東京に行く機会があって、うわぁって思ったのかな、と。 良いなぁ、ここに通いたいなぁってきらきらする何かに出会えたのかな、と。 で、それってきっと、高3の夏の全国大会なのかな…と、大変前向きに思ってしまいました。 2年生の間は水泳部も多分あのままなんだろうけど、学年が上がって、部活に後輩が入ったりして、なにより遙が自分以外のひととどんどん関わるようになって(それは怜が入部してからの進行形だけども)遙の世界が目に見えて広がっていってて、そういえば卒業したらどうするんだ?みたいな話になって、あぁどうしようかなって思ったときに、いっそこの町から出ようかなってふわっと思いついてしまうのかな。 この1年で、遙の世界がぐっと広がっていくのを、すぐ隣でずっと目の当たりにしてきて、じゃあ次は俺の番って思うのか、俺も負けてられないって思うのかはわかりませんが、真琴の刺激になるのは遙だと思うし、きっかけも理由も、後押しも遙だと思うんです。 遙は元々自立してるけど、真琴を通してしか世界とつながってない感じだったとゆーか、少なくとも真琴はちょっとそのつもりだったんじゃないかと。 まぁとにかくそういう風に、可能性というか、選択肢のひとつとして『町を出る』ということがぼんやり浮かんでいる状態で、全国大会で東京に行って(でもあれインターハイなのかな?だったら毎年場所が変わるの?…まぁナントカ杯みたいに毎回決勝は決まった場所という想定で)、実際に東京の雰囲気とか味わって、ついでに東京観光する足で大学見学とか行ってみて、思いのほかときめいてしまって、それをずっと遙は隣で黙って眺めていて。 真琴はあんまり相談とかしない気がするけど、こうしようかなって思うんだよね、みたいな中間報告はちょくちょくしそうなので(返事を期待するんじゃなくて、聞いてもらうだけで良い感じ)それで遙に、俺はとっくにお前はそうするもんだと思ってた、みたいに言われて、あぁそうか、そうだったんだって決断するのかな、と。 後輩トリオは真琴が地元を離れるって言ったら、驚いて寂しがって、でも目一杯応援して、別れのときに3人揃って号泣するんだと思うけど、遙は割とけろっとしてそう。 それはもう本当に単純に、ただ、真琴がいない日常が想像つかないから。 で、実際いなくなってしばらくして、あぁそうか、ってわかって、ようやく寂しく思うような気がします。 遙は岩鳶で、あの実家にいる想定で。 でも次の年には、怜も渚も江も、それぞれ進学して岩鳶を出ていくんじゃないでしょうか。 それで何かある度、帰省する度に、遙の家に行って喋り倒すんじゃないかなぁ、と。 江はお母さんと2人だから割と頻繁に帰ってきて、怜や渚ともちょいちょい連絡とったり会ったりしてて、たまに遙の家に行って報告してそう。 それで遙と真琴があんま連絡とってないことを察して不安になって、みんなで東京に遊びに行くと良いよね…!そのときには遙も真琴も成人だね!ひぃ! 以上、愉快な妄想でした。 こんなことが瞬時に頭を駆け巡ったので、あのインタビュー、実はそんなにショックじゃありませんでした。 …いやでも後輩トリオの将来とか、あんま聞きたくないかもしれないです。 大体わかってるんだからさぁ、ぼやかしといてくれるのも愛情ですよね! すべて明らかにしてくれなくて良いのよ!夢見る余地を残してほしいよ!! このノリでいくと、次の進級~県大突破までが2期で、全国大会と卒業が映画ですね。 最近の公式のグッズラッシュに、2期を作るべきか否かを問いかけられ、試されてる感をものすごく感じる今日この頃です。どうせなら全部にちゃんと愛情込めてほしい。こわい。 PR 2013/10/24(Thu) 23:11:03
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