我が家は団地なので、先週からの雪で、至る所にひんやりした塊がころころしています。
雪ダルマだったものも随分溶けてしまい、今となっては殆ど影しかないのですが、その中にカマクラがありまして。
母いわく、大学生くらいの若い子たちが3人がかりで作っていた、らしいのですが、なかなかしっかりしていたんです。雪山に、大人1人入れるくらいの洞穴を掘ったような感じ。
で、そのかまくら、てっぺんに赤いちっちゃなビニール傘がささってたんですが。
それがまぁ、可愛くてね!
全然秘密になってないんだけど、ココは俺たちだけの基地なんだぜ!って主張してるみたいで、白く覆われた公園で、赤がやたら映えてて。
道路に残った雪は、早く溶けて欲しいけど、かまくらにささった傘がだんだん低くなっていってるのは寂しいなぁ、とか勝手なことを思ってます。
職場の方が「いくつになっても雪が降ると心躍るよね!」と言ってて、物凄い共感しました。
寒いのは嫌だし、道路が凍るのも困るけど、それでも雪が降るという事柄に対しては、やっぱりときめくものがあるのです。
空は灰色だし、背景は所詮いつもの街で、決して綺麗なものじゃないんですが。
先週の雪の日、夜道を自転車こぎつつ帰るとき、舞い散る雪を見るのがやたら楽しかったです。
多分、私は見惚れていたんだと思います。その時は分からなかったけど。
でもこれも、あったかいところに住んでるからこその贅沢な気持ちなんですよね、きっと。
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拍手ぱちぱちも、ありがとうございます。
天水さん!コメント有難うです~♪
もう既に折り返しですが、楽しみにして頂けたら幸いです
また、螺旋連載始めた直後に、楽しみ!とコメント下さった方、本当に嬉しかったです!ありがとでした!!
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