NO.6 #6 / あさのあつこ

ここのところ、全然話が進まないので追記に内容覚え書き。
とりあえず、私はイヌカシ大好きです。えぇ。
今回初めて、彼の挿絵が入って、意外とでかくて吃驚しました。
もっと背が低くて華奢で、髪が長いイメージだったのです。だって女の子？疑惑もあったじゃないか！

ネズミの過去が少し発覚。
NO.6がある場所の先住民である森の民？だったらしい。
人を魅了する動きや歌は、一族特有のものなのかな？とか少し思う。ネズミ個人のものでも良いけど、彼の場合は生まれ持ったもの、というイメージが強いんだよな。
その先住民は、ほぼ全滅。
地下の人々は、グレンのシモンたちの故郷みたいな感じだ、まさに。

どんな危険な場面においても、｢いやだ｣とはっきりNOを示せる紫苑は、とても強いと思う。
楽なほうに流されてしまわないよう、一生懸命足を踏ん張っている火藍とは、よく似ているな、なんてぼんやりと思った。
そして聖なる祝日。事態が大きく動く。
祭会場で役人が倒れる一方、紫苑とネズミの前に聖都市への道が開いた。