電脳コイル１ / 宮村優子

本放送が佳境に入った頃に初めて観て、好きな香りがぷんぷんしたので、図書館で予約したノベライズ。
結局その後、すぐに再放送が始まったので、無事放映も観ているのですが。
ノベライズといっても、設定や世界観だけ持って著者が再構成したもの、という但し書きの通り、キャラや話が微妙に違います。
その割に、アニメを観ていないと付いていきにくそうな文も多かったです。･･･私だけ？
一人称の文が、割とキツい。多くは言いませぬが。

１巻の内容は、転入初日の大戦争終結まで。
正確にはデンスケとイリーガルが完璧に分離するまで、かな。
何つーか、ヤサコがキツい。
『私たちは子どもだから、泣いちゃダメなの。大人は泣くんだよ』みたいな台詞が、何となく浮かんでいるように感じた。
そういうことを子どもたちは、ぼんやりと感じてはいるけれど、それを言葉として固める前に大人になっていくような気がするんだけどな。
『私は子ども』と言う台詞が、そもそも大人ぶってる、とかそういう感じ？うーん、上手く言えない。
ただ、マリリンマリーンは良いと思うの！