ラヴ路線絶好調な第5巻。
私としては、初めて最後の返し技が先読みできた(驚)
どうでも良いけど、今回の挿絵は私の好みを、今まで以上に激しく突いてきました。
特にエーブが、ちょ、ステキすぎた!
エーブが大変好みでした。また出て来ると良いな!
・・・ってあれ、毎回こんなこと書いてるような気が。
年代記作家のリゴロと、一緒に住んでいるメルタも、とってもステキでした。
好きなことに熱中する生き方は、どんな時代、どんな世界にあっても輝いて見えるものです。2人共とても幸せそうで、それはホロとロレンスとはまた違った方向の幸福に見えて。
そのロレンスが、物凄い勢いで『慣れ』を感じていた件が、まさか伏線だったとは。とゆーか、それを伏線としてきちんと回収するあたりが何とも。
ホロが示唆した旅の終わりは、もしかしたら本当に将来やってくる終わりと同じものかもしれません。
今生の別れを笑顔で迎えるというのは、並大抵のことではありませんが(たいていの場合、笑顔の別れというのは「またいつか会える日まで」という期限付きのものが殆どだと思うのです。それが実現するかどうかは別としても/そしてこの2人の別れは、恐らく一生の別れだと思ってしまいます)それでも明るく別れられるときまでは、一緒にいられれば良いと思います。
ところで弟とラストについて話したときに出たんですが、ヨイツに着いた後、ホロは
・またロレンスについて旅を続ける
・ロレンスの夢だった、的に楽しい思い出だけ残して別れる
・ヨイツを再建する
という案があって、正直最後の1つは全然考えが及ばなかったので(というか、そもそもあんまり真面目に考えてなかったのですが)衝撃的でした。それも嬉しい方向に。
あぁ、そういえばヨイツは滅んでるって話だもんな。
私TOP大好きなのに、何で思い至らなかったんだろう。
ロレンスがそこで町商人として居着けば、とんでもなくハッピーエンドの香りがするじゃないか!
・・・いや、ただヨイツは北の田舎っぽいので、商業的には苦しいかとも思うのですがね。
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