ディケイド終結。
平成ライダー10周年記念番組が、一応の幕を閉じました。
先週出掛けてたので、前後編まとめて一気観。
とりあえず以下、とりとめなくつらつら書かせて頂きます。
・・・ 終 わ っ て な い け ど !!
ちょ、ひどくね?
これで終わりって、今回ひどすぎね?
あまりの衝撃に、一瞬意味が分からなかったんですけど!?
ラスト2話、突然話が急展開どころか、何の前触れもなくいきなり、はい終わりだよ☆的に最終ステージに強制移動させられて、ついていけなくなりそうでした・・・。
ユウスケが前半、急に棒読みだったけど、どうした?
士くんは相変わらず、何を着てもカッコ良い。カッコ良過ぎて若干ムカつく(笑)
剣崎と戦う時、バックステップを踏みながら変身したんですが、その姿勢がカッコ良かった。
このひと、変身するときのやる気あるんだかないんだかってゆー手の動きが、それこそ初期からずっとカッコ良いんだよね。払うような動き。本人は何気なくやってるんだろーなぁ。ムカつくなぁ。※褒めてます
オリジナルキャスト:剣主人公、剣崎。牙ヒロイン、ミヨさん。牙主人公、紅渉。
3人も出てくりゃ、豪華である。
ミヨさん、スーツ着たら綺麗。牙のときより美人になった気がする。
でも個人的には、魔夜さんも観たかった・・・てか音也がいねぇ!
ちょ、牙面子どーしてこんなに悪役が似合うんだ!笑撃!
そしてDCDキャストのワタルとアスム、体格も顔つきもちょっと似てて、並ぶと可愛い。いつも一緒の仲良し、みたいに見えた。
でも最後に士くんを世界から抹殺しろ!ってけしかけるのに、少年2人って悪意を感じる人選だよな。
アマゾン編でも散々いたいけな少年を惑わせてきたのに、ここでもやるか!それもオリジナルライダーが!あの剣崎は、TV版最終話でジョーカーを背負って去った後の彼じゃないの?
鳴滝さんは、自分の正義を貫いてるひとだと思いたかったのに(よって士くんたちからすれば絶対的な悪だけれど、彼にとっては逆であるとゆーゲーム的なアレ)、士くんたちに縋っちゃったし!ちぇ!
けど弟がぽつりと、これで鳴滝さんイコール士くん説も有り得るわけだね、とか言い出しやがりました。
私としては、それは御免被りたいところです。失礼ながら、ビジュアル的に。
でもまぁ、どうして主要メンバーにオリジナルキャストを使ってくれなかったのか、とゆー答えは出たわけで、そこは納得。DCDキャストメンバーは士くんに倒されなければならなかったからなんですね。オリジナルメンバーの影みたいなものでしょうか。
だからこそ、紅渉がオリジナルで出てきたにも関わらず、ワタルくんが新たに登場した。うん、悪くない。
そういえば士くんが『仲間』って認めた言葉を口にしたのは、剣が最初だった気がするなぁ・・・違ったっけ。
士くんも何気に、良いことたくさん言ってた気がする。
適当だし、俺様だし、あーはいはいって感じのスタンスだけど、楽観的で前向きで、人助けは黙ってするけど、結果オーライな勘違いも勝手に思わせといて正さない(笑)歴代主人公の中では、かなり好きなキャラクターだったな。うん。
海堂が「そのお宝はまだ持ってないな」と言って、士の仲間を気取りに行くのが良い。
まぁ、『仲間』を『お宝』だと理解した台詞を吐いた唐突さには、動揺を隠せませんでしたが。
でも海堂編以降、その節は薄々あったからね。認めなかっただけだからね。
あの2人は、互いに「お前なんか仲間じゃない」って言ってる『同志』な距離感が良い。
てか海堂は士くん大好きすぎる(笑)士は海堂より、夏実とユウスケの方が順位的に上だもんな。海堂はそれが悔しくて「なつめろん」って言ってるんだと信じてます。
士くんは嫌そうに「なつみかんだ」って訂正してるけど、じゃあ海堂が「なつみかん」って呼んだらそれはそれで絶対嫌そうな顔するに決まってるw独占欲万歳ww
でも戦闘能力としては、士より海堂の方が上なわけで「俺が死んだら世界をお前にくれてやる。その代わり、あの2人は守ってやってくれ・・・!」と頼んだ士の、泣きそうな顔が、何とも。
アマゾン編でユウスケに「夏実を頼む」と言ったときを思い出しました。
大事な人を託すっていうのは、心が張り裂けそうな想いで発する言葉なんだな、と。
前後するけど、ボロボロにやられた士くんが、ほぼ無意識に辿り着いて「ただいま」って言う場所が、光写真館であることが、単純に嬉しかったです。あぁ、夏実ちゃんがいなくても、この『場所』がちゃんと帰る場所になってるんだな、と。ちゃんと帰ってくるんだ、と。
夏実は一緒に旅をする、大切な仲間なんだから助けるのは当然だ。そう言い切る士くんは、仲間という言葉を繰り返し口にしていた気がします。
今まで、ほとんど口にしなかった言葉なのに。
自分には縁遠いものだ、と言って夏実ちゃんに悲しまれていた言葉を、夏実ちゃんを指して。
巡ってきた世界で仲良くなった人たちを『仲間』と呼ぶけれど、夏実ちゃんだけはそこに『大切な』が付くんですよね。
最後、怪盗キッドみたいにカードで夏実ちゃんの拘束を解いた士くんが、夏実ちゃんを抱き留めるシーンを何だか新鮮に見てしまいました・・・この2人、ずっと一緒にいるのにあんまり接しないんだよね。
士くんが「夏実!」と何度も呼び捨てていて、必死さが伝わってきました。・・・私どんだけこの2人好きなんだ^^
ホントに士くんは上手くなったと思う。カッコ良さが増したと思う。
そういえば最近知ったのだけど、ユウスケ役のひと、デビューが風魔の小次郎の小次郎だった(笑)
ユウスケと士くん、役者さん同い年なんだぜ。全然見えないけど(笑)仲良いといいなぁ。
最後に士と海堂、夏実、ユウスケの4人が高地に並んで『仲間』を魅せる画面が良かった。対等な仲間なんだ、って感じが出てて。
夏実ちゃんは戦わないけど、守られてるだけじゃなくて、ちゃんと対等な仲間なんだ、と。
真剣編のラストだったと思うんだけど、光写真館の前で待ってた夏実ちゃんに「おかえりなさい」って言われた士くんの、何とも言えない表情を思い出しました。あれ、めちゃくちゃ嬉しかったんだぜ。嬉しくて恥ずかしくて、でも何より驚きすぎて言葉にならなかったんだぜ。「何やってんだ、夏実」ってすごい素っぽかったもんなぁ。
何だかんだで、最後まで夏実ちゃんは全力でヒロインでした・・・もうホントは、それだけで嬉しいんだけどね!
士くんの記憶に関しては、夏の映画で触れたらしいので、まぁそれは若干諦めていたんですが・・・まさかライダー大戦まで映画に引っ張るとは・・・てか、このラスト2話もてっきり夏の映画に引っ張ってるんだと思ってたのに、まさかまさかの冬って・・・・・12月12日ですよ。
次作始まって3ヶ月も経ってから、完結って・・・。
最近のアニメとかで、映画版で完結編とかあったけど、それだってTV版だけでも一応の完結をきちんと見せてるよ!(ここが不満点)
作品中、最高の引きで終わったよね・・・。
今回、シリーズ中かなり好きな方だったので、余計に残念。終わり方がぐだぐだなのには免疫があるけど、これはひどすぎた。
TVで何らかのフォローがあると良いなぁ・・・切実に。
お疲れさまって言うのは、もうちょっと先かな。。
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