忍者ブログ
程良く,品好く,機嫌よく。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025/05/05(Mon) 18:35:36
図書館シリーズ完結巻。
今まで短編連作的な形をとっていましたが、最後は1冊通して1つの事件でした。
革命の第一歩となる事件。

カミツレティーから始まる(?)蔵人先生との逃亡劇、だったんですが。
エピローグのインパクトがでかすぎて、長かったメインの事件が、全部吹き飛びました。あぁ。。
一気に加速した法律絡みの話に、頭フル稼働で食いついてたのに!
手塚と柴崎の喧嘩?とか、小牧さんの指輪とか、「親戚の玄田」とか色々気になりまくってたのに!
大阪のおばちゃん最高!とか思いつつ、緊張が続きすぎて若干泣きながら読んでたのに!
・・・展開がすっ飛びすぎて、ついていけません堂上夫婦・・・ふ、夫婦って・・・っ!!(動揺しすぎ)
そーだった。忘れてたけどコレ、ラブコメだった。
エピローグで手塚が「堂上郁、だもんな」と言った瞬間、吹き出して突っ伏してる場合じゃなかった。
ちょっと衝撃がでかすぎて今、図書戦絵が一切描けません・・・(重症)
冒頭のカミツレティーから伊達眼鏡購入までの、バカップル偽装とか大好きだったんですが。
なんだろう、余裕をかましてくる堂上さんに、ひぃ!とか思ってました。多分、郁と一緒に。
「顔が違う」「いつもより女っぽい」なんて言い出したときには、撃沈もいいとこでした・・・何なんだこのひと!
でもふと思ったんですが、手塚が、あの2人にさっぱり気付いていなかった手塚が、柴崎とのことを言われて「堂上夫婦には言われたくない」って返してたってことは、くっ付いてからもなかなかじれったいカップルだったってことでしょうか。2年で結婚してるのに!
うぁー、何かの勢いでうっかりとんとんとーん!と話が進んじゃったような気がするな!(笑)

ちょっとだけ真面目な話ですが。
マスコミの力ってのは、分かっていても恐ろしいものがあります。簡単に世論を左右する力がある。
民主主義ってのは、乱暴な言い方をすれば多数決ですよね。
郁たちが逃亡中、何度も一般人に助けられたのも、世界がそういう風に動いていたから。
良い悪いは別として、それは酷く危うくて細くて、でも大切なものだと思います。
メディア法云々だって、既に完全なフィクションとは言い切れなそうですし。現に最近、青少年に対する取り締まりを掲げた法律が出来るとか出来ないとかいう話があるし、小中学生への携帯サイトの規制はもう固いみたいだし。
こういうのは『お話』だから面白いのであって、現実味が出てきたら洒落にならないんですが。
・・・とりあえず『無関心は罪』ってのは、肝に銘じてるつもりなんですが。。

PR
2008/05/20(Tue) 22:43:25
忍者ブログ [PR]

Designed by A.com