図書館戦争 / 有川浩

テンション高くて、大変楽しかったです。
顔が緩みっぱなしで、怪しい人化しながら読んでました(あれ、いつも？)
2006年のエンタメ大賞かなんか受賞してるみたいですが、すごい納得です。
ザッツエンターテイメント!!

王子様の正体は、残念ながら知っている状態で読んだのですが、何だかもうお約束な関係で面白すぎました。
でも、896的に言えば堂上さんと郁は、野宮さんと真山ですよね。
堂上さんがやっとの思いで脱ぎ捨てた青春スーツを、がっつり着込んだ郁がやってきて、うおぉ･･･っていう。
･･･すみませんココからどうしてラヴ要素に繋がるのか私の脳みそでは想像が及びません。
あれか、私の脳内イメージ堂上さんが、160cmないからか？(超失礼)
それか今んトコ、彼より手塚の方が好きだからか？(きっとそれだ)(致命的だな･･･)
その辺含めて楽しみすぎて、次巻にも即行で手を出してます。
もちろん堂上さんはカッコ良いと思ってますが。
動揺しすぎ私情挟みすぎの正義の味方な感じが(笑)
けど一番好きな文は、郁の写真を評した『背筋がぴんと伸びた、凛々しい背中』みたいなところ。
真っ直ぐで前だけ見てる感じが、何ともカッコ良く、眩しく感じます。
あ、でも堂上さんで好きな文も思い出した！
泣いてる郁に肩を貸すシーンです。自分の肩ぽんぽんって叩く仕種、私読んでて全然ぴんと来なかったんですが･･･やばいですよね。カッコ良すぎて余計に泣けますって！

ただ、さすがに最初は説明が多くて結構しんどかったのと、急に文が一人称に切り替わるのが、唐突すぎて、しばらく誰だか分からなかったりはしたのですが。
すごくマンガ的な切り替えをする人だなー、という印象がありました。
でもコレ、このまんま映像化するのもどうなんだろう･･･アニメ化IGだから楽しみなんだけどな！