Jフェスへ向かう道すがら、友人2人に誘われたんです。
「映画を観に行かないか?」「実は時間も調べ済なんだ」と。
初めて劇場で観賞してきました。
KAMEN RIDER・・・!まさかの初日・・・!!(笑)
今までTV放映された分しか観たことなかったから(ちなみに現在D王まで放映済)、最近のコラボ作品も初体験でした。
あれって、W、ooo、コラボって順繰りにやって、内容が交錯していくんですね・・・。
まさか映画内でアイキャッチ入るとは思わなんだ・・・。
Wはスカルが初めて変身した事件についてが主、oooはCMで流れてる通り、信長の話です。
oooの話の解決に、Wが絡んでくる感じで、締めはWでした。
あれ、Wが主立ってたんじゃねーの、これ?
でもWは、本編はTVシリーズで完結してるものだから、あくまで外伝というか、アフターというか。
oooは少々情報が先行してました。まだ出てきてないだろそれ、ってのがちらりと。
私は結構楽しかったです。疲れたけど。
友人は若干ついていけなかったみたいなことを言ってました。
不満点は、アンクの出番が殆どなかったことです。
あとアンクが珍しく、グレイのアニマルっぽいズボンを穿いてたんですが、それは竜くんに赤を取られちゃったからなんだろうなぁ、と思ったらちょっと面白かったです。
そういえば私、長年いつも喋りながら観ているので、映画が始まってしばらくは喋りたくてむずむずしてました。(子どもか)
というわけで以下、ネタバレ含めてつらつらと。
とか書きつつ、結局はただのキャラ語りになってる気もしなくもない。
前情報として聞いていたこと。
『亜紀ちゃんと竜くんが結婚する』
これ最初聞いたときは、えーっ!?!?って思ったんです。
だって亜紀ちゃんの竜くんラブは、アイドルに熱を上げる的なものかと思ってて、何だかんだ言っても亜紀ちゃんは翔太郎くんに向くんだと思ってたの・・・!
でも翔太郎くんにしてみれば、亜紀ちゃんは敬愛するおやっさんの大切な一人娘で、忘れ形見なわけで、誰よりも全力で大事にするけど、恋愛対象にはならないんだよなぁ、きっと。
ちなみにフィリップにとっての亜紀ちゃんは、初めての友達だと思ってます。あくまで私の認識ですが。
翔太郎は友人、ではないと思うんです。あくまで相棒であって、同士とか仲間とか、そういう感じ。
亜紀ちゃんは、そういうの全部抜きにして、純粋に真正面から向き合ってくれる、初めての友達。
なのでフィリップも全力で亜紀ちゃんを大事にするし、亜紀ちゃんには絶対幸せになってほしいと思ってる。
だから本編中で亜紀ちゃんに何かあったとき、それは些細なことの方が多いのだけど、わぁあ!って慌てて手を差し伸べるのは、フィリップが1番最初だったんじゃないかなぁ、と思ってました。
翔太郎くんは、どちらかというと後ろ背にかばってくれる感じ。
けど、これは弟が言ってたんですが、竜くんは絶対家族を持ちたい願望強いよね、と。
自分の家族が理想形の、あったかい家族を持ちたいと思ってるに違いない。
絶対亜紀ちゃんを大事にしてくれる!てゆか大事にしてた!
だから竜くんが相手だったら、それこそ翔太郎くんとフィリップも、えぇえ!?って驚くくらいはするだろうけど、祝福してくれる気がします。
・・・にも関わらず、どーしてもこの2人がくっつくイメージが持てなかった私。
原因にようやく思い至りました。
竜くん、結婚式当日になっても、亜紀ちゃんのこと『所長』って呼んでるんだよね・・・!
このひと確実に、結婚してからも『所長』って呼び続けるぜ・・・!
んでそのうち、それに関して確実にひと悶着あるんだぜ・・・!!
もちろん翔太郎を巻き込んで。もぉお、可愛いなぁあ!!
そういえば既に書いたかどうか忘れちゃったんですが、あの作品、翔太郎くんが主人公で亜紀ちゃんはマスコット、ライバルは竜くん、ヒロインはフィリップだったと思ってます。
変な意味じゃなくて、ヴィジュアル的な意味でもなくて、立ち位置的に。
ちなみに同じことをDCDに当てはめると、主人公が士くん、ヒロインは夏実ちゃん、マスコットがユウスケで、ライバルは海堂でした。
ついでにoooでやると、アンクの立ち位置がよく分からない。何つーか、ソーディアン?(ちょっと違う)
oooについて。
後藤さんが初期の髪型で、里中くんは最近の髪型でした。好き。
ここがくっ付く可能性はないんですか。ないんですよね。分かってますって。
後藤さんが頑張ってました。良い仕事をしてました。
くっ付くといえば、oooに切り替わった冒頭が映司くんと比奈ちゃんの、結婚式プロモーション撮影モデルバイト?だったんですが、その様子を見て、あぁこの2人がくっ付く可能性はないんだな・・・と思ってしまいました。
アンクと3人で仲良く暮らしてくれれば、私はokです。
そういえばこの映画、監督さんがとても好きな方でした。
どこで分かるかというと、変身シーンにこだわりが光るところです。この演出があるのは、もれなくこの方の監督回。すごく好き。
ただ、さっきも書いたけど、アンクが全然出てこなくて物足りなかったです・・・。
もっと絡んで!もっと構って!
そういえば、ちらっと名前が出てきたグリードは、今後本編に出てくるんでしょうか。
アンク入れて5人じゃなかったのかよ!
てか、アンクが赤メダルを「苦労して取ってきた」と取り出しましたが、その過程が大事なんだよ見せろよ!!と思ったのは私だけじゃないはずです。
それとWスカル編。
おやっさんカッコよかった・・・何あれちょっと大人に向けてね?
亜紀ちゃんが、メリッサからの電話に「私みたいな女の子だ・・・」って思ったのに、とてもツッコみたかった。君自覚あったんだね!
おやっさんと園咲母が幼馴染みとか、そういえば本編で観たような気もするけど、すっかり忘れてました。
全ては母が作ったシステムに、そうとは知らず馴染む息子!って感激した記憶はある。
最後が結婚式で、レギュラー陣みんなに祝福されて、ってのは一瞬牙がよぎったけど、まぁ気にしない。
思い起こせば第1話で、亜紀ちゃんがお父さんを捜しに来たところから始まったんだもんな。
そっから、お父さんのことを知って、探偵事務所を継いで、仲間が出来て、お父さんの想いをようやく知るに至って、Wはもちろんライダー2人の話だったのだけれど、一方で亜紀ちゃんの話でもあったんだよなぁ、と思いました。
誰よりライダーを振り回して、誰よりライダーに振り回されて、誰よりもライダーの近くにいた女の子。
ラストシーンはよかったです。
翔太郎君が、おやっさんの代わりにバージンロードを歩く、と約束していたのもよかったけれど、亜紀ちゃんがやっぱり・・・と言い出したとき、特に動揺した様子もなく、すんなり受け入れてくれたのもまた素敵だと思うんです。
多分、あの空間でおやっさんが見えていたのは、亜紀ちゃんと翔太郎くんだけで、でももしかしたら亜紀ちゃんの嬉しそうな顔を見て、竜くんも察したかもしれなくて、フィリップは多分亜紀ちゃんも翔太郎も満足そうだからまぁいっかくらいのスタンスで、他のみんなは何のことか分からないながらも見守ってくれてて。
これでホントに、おしまいなんだろうな。
ありがとう、とおつかれさま、を改めて。
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