程良く,品好く,機嫌よく。
映画観てきました。
、、、以降のタイトルがフィルムに入ってなかったの、個人的にとても好感がもてた。 だって正直いらなくない?ポスターとかで煽りに使うならまだしも。 直前にCSでやってた【予告犯】を観てたので、生田とーまの“やさしいひと”ってイメージがちょっと残ってて、最初からちょっとだけプラス補正。
いやしかし、仕種がかっこいいひとだった。
わーすごい頭いい!って絶賛したとき、頭の作りが違うんだよ、みたいににやっと笑って指差す仕種とか、あぁ手が大きいなぁって主人公の響が見惚れるまさにその手とか、ソファやベンチで寝てる姿さえ。シルエットがかっこいいのかもしれない。
あーほれる、って感じがすごい丁寧に描かれていて、とても愛おしかった。
決定打があるわけじゃなくて、少しずつ積み上げてゆく感じが。
私、広瀬すずちゃん好きなんです。
彼女も、喋るときの間だとか、えーっと…って目が泳ぐところとか、台詞以外の部分がかわいい。
あと友達がみんなやさしくて、すごい世界だと思った。
最初、男友達と女友達が各々先生を好きで、それに付き合わされてる図だったのだけど、とてもきらきらした世界だった。どちらにも200%の友情が成立していたのほんとよかった。
なんか、TVCMでちらっと、響の家族が怒るシーンがあったように見えて、そういうのは嫌なんだけどな…と心配していたけど、実際そんなシーンはなかったし、1番怒って暴れてくれたのは男友達だった。竜星くんのやってたこうすけ?こうへい?くん。
女友達は「ちーちゃん」で「ちぐさ」からとってるんだけど、これ苗字だって気付いたのだいぶ後半で、もうちょっとわかりやすくしてくれよ…!と思ったけど、こればっかりは漫画原作仕方ないよね。でもみんな名前で呼び合ってたからさー、ちーちゃんも名前だと思うじゃん!先生が「千草か」って言うのすごく吃驚したんだよね!
ところで響とちーちゃんが教室で手紙というかメモをやりとりするシーンで、各々の字がすごく女子高生っぽく且つ各々の性格を表しているようで最高でした。丸っこい字と、縦長の字。
私自身は、先生と生徒の恋って全然ピンとこないし、あまりときめかないジャンルなので、共感とかは一切期待していなかったのだけど、劇場に行ってよかったなぁと思いました。
確かに先生と生徒の話だったけど、初恋をした女子高生の話で、割と地に足ついた感じで、棘も少なく穏やかであったかい3年間の話でした。
きちんと少女漫画だった。観た後の気分がとてもよかった。
PR 2017/11/13(Mon) 19:34:30
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