偽物語<下> / 西尾維新

阿良々木月火、ファイヤーシスターズ参謀担当、ちっちゃい方の妹。
普段着が和服で、部屋着が浴衣で、感情の振れ幅が大きくて実は危ない方。
そんな月火ちゃんの秘密が露呈した、お盆のある１日の話。物語最終話。
阿良々木ハーレムのその後も分かります。
八九寺と羽川はもちろんですが、私は何と言っても神原が好きです。なんだあの娘、まじで可愛いなこんちくしょう！と思っています。変態だから気を付けろ。今日も素敵に素敵な神原さん。

以下、ネタバレ的な？

てゆーか皆、髪型変えてるんだな。
ガハラさんは結構驚いた･･･えぇ!?と思った･･･今やってるアニメの絵で、新たな髪形にしたらもうキャラ違いすぎて誰だかワケわかんなくなると思う･･･えぇ。
でも女の子は例えば、髪を切ることで簡単に変身してしまえるのだ。
･･･やっぱり、髪型変えて一番嬉しかったのは羽川だな。うん。

月火ちゃんについては･･･西尾作品っぽい終わり方だなぁ、と。
この感想、前にも持ったな･･･あぁ、ホリックとLのときだ。特に前者。
巻を重ねる毎に、怪異との関わりあれこれが薄まっていってる気がしてたんですが、今までと１話あたりの文量が圧倒的に違うんですね。当たり前ですね。
化物のときは、１冊に３話とか入ってたんですもんね。忘れたよ。
ついに妹がえろたんとうになってびっくらだよ。(若干の語弊)
暦兄ちゃんは、火燐と月火、２人の妹からそりゃあもう分かり難くはっきりと愛されとる！
それにしても、忍と仲良くなってて嬉しかったな。ありゃりゃぎはーれむがついに完成じゃな！

そしてなにより今回一番のポイントは･･･最終巻と銘打ちつつあと２冊出ることだよ！！
それも蝸牛と猫！
八九寺と羽川だよ！！
これで神原が出張ってくれさえすれば、私的にはパーフェクトなんだけど！！
でもサブタイトルから、時間軸が過去に戻る可能性もなきにしもあらず･･･そうなると阿良々木視点じゃなくなる･･･いや、語り部としての彼はいても良いのか。でもなぁ、そうなると他の子との絡みがないじゃない！
後日談のさらに後日談、でも構わないですお願いしますっ！