程良く,品好く,機嫌よく。
早乙女太一主演公演を観てきました。
明治座って初めて行ったんですが、とてもとても楽しかったです。 建物入口からご案内の黒服さんがいて、滲み出る特別感。明るくて、思ってたよりずっと(と言うと失礼かもしれないのですが、でもものすごく)居心地の良い空間でした。 幕間も全然持て余さなかった。 席は行くまでわからなかったんですが、なかなか良い場所でした。 こういうとき、視力が良くてよかったと思います。えへえへ。 内容は伏せるような話じゃなかったんですが、興味ない方にはアレなんで一応追記に。 全3部で、1+2がタイトルの物語、3は舞踊ショーでございました。
信州天馬侠って、その名前を名乗るようになるまでの話、なのね…!
これから俺達は、信州天馬侠と名乗ることとする!って宣言で終わったから、ちょっとびっくりしました。無知ですまない。 早乙女太一に見惚れる予定で行ったんですが、彼の役柄は別段強いわけでもなく、悩んで泣いて流されて~な少年だったので、泣き声ばかりが印象に残っています。 泣き声?というか、泣きそうな、絞り出すような、痛みを感じる声というか。 仲間と一緒にけろっとしてるときは、むしろテンション低い子。 『少年』が突然、無理矢理大人の世界に引き摺り出されてしまって、もがいていくけど上手くいかなくて。 …そう、上手くいかないんだよ。 少年活劇!ってあらすじの煽りにあったら、期待するじゃない。 でも、幼少期からずっと面倒見てくれたひとと、彼の次に家臣となって行く道を示してくれたひとが、亡くなるんだよ。 (そこのシーンで、隣に座ってた知らないお兄さんと一緒に、ぼろぼろ泣いてきた ←) その2人がまた、とてもとてもカッコ良くてね…忍剣と龍太郎ね…ぶっちゃけ龍太郎推しだったよね。 (ところで今これ書く為に名前調べたんですが、にんそくとりゅうのすけだと思ってた…記 憶 力 !/切実) お師匠様である果心居心とか、現役少女(←言い方)とか、血が欲しい手下サイドとか、他にもステキなキャラクターはたくさんいました。全部全員覚えておきたい! そういや市瀬氏は全力で獄寺声だったかっこわらい。喋った瞬間わかった…あのひと地声は全然違うのにな…。 殺陣はもちろんカッコ良かったです。 ただ伊那丸は少年装束なので、その点ではアレです。ひらひらしてる方が私好み。 なのでむしろ、舞踊ショーの方がトリハダモノでございました。 てゆーかもう、化け物かと思った。男形と女形、集団とソロ、派手なのとしっとりしたのを交互にがんがん畳みかけて、ホントにTVの場面が切り替わるみたいに、ぱかぱかと変わっていくのが、ホントにすごかった。 お祭りのとか、みんなでわっとやるときは、歳相応っぽい顔してるのも印象的だった。 そこで渾身の力でエビ跳ねしちゃうところとか、おいいいい!とツッコみたくなるくらいジャンプしててね。もうね。 すごい楽しかったです。 女形は、ゲキ×シネのときにも思ったんだけど、姿勢がありえないというか、筋力半端なくて怖い。なんであの角度で身体を固定できるのか。なんでその姿勢でくるうりと回れるのか。なんでしゃがむときに、中腰みたいなその高さで止まれるのか。こわい。 ※超褒めてます そういえば2部終了後に、報道の中来てくれて本当に感謝している的ご挨拶がありました。 やっぱり影響しているんだなぁ、と思ってしまったけれど、もしかしたらそのお陰で私みたいなビギナーが気軽に観に行けたのかもしれないので、複雑なところです。 唯一心残りは、ショークライマックスで客席に向けて発射された大量の桜色紙吹雪が、1枚も手元に降ってこなかったことくらいでしょうか。 ちょっと横にずれてたんだよね…縦には、3階席まで届いてたみたいだったのになぁ。 しかし本当に楽しい時間を過ごせました。 最後に、アンコール拍手で幕が改めて上がったときは、スタンディングしてきました。 幕が下りる一瞬、ちらっと忍剣?が手を振ったのが見えて楽しかったです。 会場がわあっとなって、その興奮に浮かされるのもまた楽しくて。 ありがとうございました!千秋楽まであと少し! PR 2013/04/24(Wed) 23:31:43
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