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この方の作品が好きなんです。 とっても沢山の作品があるので、図書館に行く度、違うタイトルに出逢えるのも、何だか嬉しくて。 そんな作家さんの、(おそらく初期の)短編集。
とろとろとした、どこか気だるい空気が全編を通して流れていました。 する事がない夏休みの、頭がぼぅっとする感じとかを思い出すような。 夢日記(妹から見た、彼女の夢に関するエッセイ)も、とても面白かったです。 感受性が強すぎて、生きるのがしんどいんじゃないか、なんて心配になってくる程の内容でした。 物語を紡ぐ人を創ったモノが、垣間見えるような1冊だったと思います。