今年も無事、観て来ました。
劇場版第12弾、パンフの言葉を借りれば干支を一周分。
「コナンを観ていた」というスタッフが入り始めた、という部分にも妙に納得してしまった恐らく同世代です。
今回は音楽ネタとゆーことで、メインテーマがクラシックちっくだったり、そちらの面でも楽しみにしていたのですが。
すみません、1点だけ愚痴らせて。
隣に座ってた中学生くらいの女の子。口を開けてポテチを食うんじゃない!
上映開始してから食べ始めるのはまだ許せるとしても、せめて音を立てずに慎ましく食べて!
マナー云々はもちろんだけど、年頃の女の子として許せないだらしなさだから!!
上映中に携帯を確認したり、音を響かせてポテチを咀嚼したり(しつこい)もう何度注意しようと思ったことか・・・でも下手に隣1コ空けて座ってたんで、声も掛けられず視線も届かず。
・・・皆さんは気を付けてください。私も気を付けます。
以下、ネタバレ。
「俺は高校生探偵~」から始まるいつもの口上を、今回は灰原が引き取った点でまず、おぉ!と思いました。
過去には服部が無理矢理入ったくらいだったと思うのですが。
そして今回は、灰原の相棒宣言や、園子の親友宣言など、前回の映画(紺碧の棺)を意識した台詞が散りばめられていたように感じました。
また、ちょっと長めで、強調されている感のある台詞は、後でパンフを見たところによると、スタッフさんが伝えたい核だったみたいです。犯人に対する、コナンと園子の言葉。
犯人に自殺はさせないとか、最後の最後に助けてくれるのは周りの大人であり警察である、とか。そういうコナンの基本も、物凄く大事にされているのが分かりました。監督さんも脚本さんも、ずっと最初から関わってる方たちでしたし。
事件自体は、そう複雑ではなかったです。
私としては大変珍しいことに、途中で犯人分かったし!
動機から関係性まで当たってたし!(喜)
ゲストキャラの掘り下げがめちゃくちゃ偏ってたけどね。
もっと他の人とも関われば良いものを、コナンくんは秋庭さんオンリーだったし。
でも狙われた彼女を守る為に、図々しく付きまとうコナンくんはとても好きでした。えへへー、と愛想を振り撒けば許されると思ってる感じが良いんです(何)
てか、今回新蘭要素いらなかったんじゃ・・・とゆー部分には、気付かなかった方向で。
具体的には中坊エピソードの必要性がなかったね。でもあった方がエッセンス的に楽しいわけで、あぁやって出されたら、DVDが観たくなるじゃないか!くそぅ。
オチの新一の呟きの真相は、きっとDVDを観たら分かるんだと気付いて、余計悔しい。
けど蘭には園子が、コナンくんには少年探偵団が各々、私がツッコみたい言葉を素敵なタイミングで言ってくれていたので、とても満足です(笑)
あと、電話の掛け方はすんなり受け入れられましたよ、私。観客席からは若干の笑い(爆)
むしろ秋庭さんの苦労が思われました。あの場で音痴なコナンくんの音を合わせたんだよ?
そしてラスト、灰原がメッセージを送ったあと、言い訳のように『相棒として』信じてたから、と言うのが大変可愛らしゅうございました。素直に信じてる、と言える歩美ちゃんも可愛いんだけどね!
ところで最近、パンフに背景や色設定の方の話も載るようになったのですが、お陰で夕焼けの美しさとか、気にして観るようになりました。
もうね、気付かないようにどんどん色が変わっていくのね。
夕焼けとか、桜とか、滲むように移っていくのが堪らないです。
また今回は音楽がメイン、ということでクラシック的な曲も素敵でした。
パイプオルガンやバイオリンの音はもちろん、クライマックスのオペラも素敵で。
私正直、小中学時代の授業で触れたオペラって、あんまり良い印象なかったんですが、これ聴いたら思い直しました。あぁ、勿体なかった!
秋庭さんが、ららさんに被せて2曲が同時に重なるシーンとか、すごい観ハマってしまいました。
これ、映画館の音響設備でちゃんと聴けて良かったな。
そして第13弾製作決定、にカブって喋っていたのは黒の組織・・・?
くぁ、またシリアスなんだなぁ。
そういえばTVの赤と黒のクラッシュも、もう終わりかなぁ。し、秀ーぅうぅぅう!
・・・あれも、コナンくんがあぁいう顔するときって大抵何か隠してる、とゆー長年のアレやソレが働いてしまって、疑心暗鬼な今日この頃です。若干希望も混じってるけどさ!
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