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2024/11/23(Sat) 09:54:51
カノくん、はっぴーばーすでぃ!
とゆーわけで、何かupできるものはないかと考えた結果、夏前に書いた短文が出たので、追記に。
誕生日祝いなのに、カノ亮です。つまりどういうことかというと、片想いなのでハッピーじゃない気がするんですが、こんなんでも祝う気持ちはいっぱいです。すみません。
ちなみにカノンくんより誕生日が早いハズの香介は、先日の絵茶で祝ったつもりです。こっちのログも、早めに上げますー。
pcの方は、市咲さん宅に一足早くログupされてますよん、とこっそり宣伝。

ちなみにこの短文、サイトが55555hitを超えたときに、何か企画的なことをやりたいと思って書いていたものなんですが、数がそろう前にタイミングを逃してしまった名残だったりします。
何でだか、薬屋ネタが全く書けなかったんですよねー・・・(遠い目)
でも螺旋はまだあるので、どっかで出す予定です。
・・・もういっそ、拍手御礼とかでも良いかな。(投げやり)

てゆーか、タイトルもひどいよね。
本気で誕生日祝いに相応しくなさ過ぎる。。でも祝ってるんだ気持ちだけは。

 -------

「カノン、それは?」
「うん?あぁ、これね。亮子に貰ったんだ」

ふふ、と笑う様子が妙に静かで、アイズが首を傾げた。

「嬉しくないのか」
「うーん、フクザツ、かな」

困ったように眉を下げる兄の向かいに、腰を下ろす。ソファに落ち着くと同時に、カノンが手元の物を寄越してきた。

「元々は、浅月に渡すつもりだったみたい」

あぁ、とアイズが目を細める。
その表情に含まれた、呆れのようなものを見て取って、カノンが小さく笑った。

「ゴミ箱に捨てようとしてたから、僕が貰ってきちゃった」
「そうか」
「アイズ、いる?」
「いや、カノンが欲しくて貰ったんだろう?」
「・・・まぁね。でも」

どこか寂しげな兄の笑顔に、アイズが眉間を寄せる。

「ねぇ、アイズ」

視線だけで、続きを促す弟に、緩く笑みを返す。僕は本来、君ほど優しくないのだけど。

「これ、どっかの馬鹿に押し付けてくるね」
「あぁ」

仕方ないよね。
彼女が一生懸命選んだコレは、彼以外には笑っちゃうほど似合わないんだもの。


≪ゴミ箱≫EYES+KANON(>RYOKO>KOHSUKE)

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2008/09/25(Thu) 22:07:53
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